以下のご質問に対する答えの内容は、一般的かつ、当社の長年の経験からお答えしているものですので、100%正解とは限りません。
おふたりのお考え、ご両親、ご家族、会場のお考え、風習や習慣など様々な要素がありますので、必ずご両家のご両親にご相談してください。また担当プランナーにお問い合わせをしてください。それを踏まえたうえで、参考程度にお考えください。
お祝い事ですので、不義理や失礼がないよう配慮し、お客様が満足し納得がいくよう作られて問題ありません。どうぞ素敵な結婚式・披露パーティをお挙げくださいますよう心よりお慶び申し上げます。
- 招待状に必要なアイテムって何があるの?
- 招待状っていつぐらいから準備するの?
- 招待状はどのくらい用意すればいいの?
- 両家で人数のバランスって必要なの?
- 招待状の文章がよくわかりません。
- フセンって何ですか?
- 封筒の差出人の名前と返信ハガキの宛先はどうしたらいいの?
- 宛名を書く場合、毛筆じゃないとダメ?
- 宛名を書くときに注意する事は?
- 発送時期の目安は?
- そもそも席次表ってなに?
- 席次表の準備や席の決め方って?
- 肩書きとか、よく分からなくって・・・
- 家族や子供の敬称はどうすればいいの?
- 招待状に必要なアイテムって何があるの?
- A.基本的には、カバー(表紙〈それに付随するリボンなどがある場合も〉)、本状(中紙)、返信ハガキ、封筒、封印シール、フセンの6点です。
その他には、遠方の方をお招きする場合の、交通手段のご案内やチケット、ご宿泊のご案内なども同封する事もあります。それと、よく忘れがちになる、発送用封筒と返信ハガキ用の切手は、別途必要です。必ずご購入いただき、お貼りください。〈切手はどうしたらいいの?参照〉
- 招待状っていつぐらいから準備するの?
- A.挙式の約3ヶ月前が目安となります。約3ヶ月前に、招待状の作成依頼をします。
挙式当日から逆算して、約1ヶ月~1ヶ月半前には出欠席の返信ハガキが、手元に届くようにスケジュールを組みましょう。その後、返信ハガキをもとに、席次表の準備に入ります。なるべく余裕を持って、準備する方が良いでしょう。
- 招待状はどのくらい用意すればいいの?
- A.ご両家ごとに、ご親族、ご友人、ご来賓、同僚などリストアップしていきましょう。
ご来賓の方には、いきなり招待状をお渡しになるより、予めご連絡をし、ご都合を確認する事をお勧めします。その時に、スピーチや乾杯などもお願いしておくとスムーズです。
余興などをお願いしたい方にも連絡をしておくと良いでしょう。ゲストの人数は、費用などを大きく左右する事になります。
もし招待状を送るのが遅れた場合は、予想外に返事が少なく予算が厳しくなる場合も・・・。
- 両家で人数のバランスって必要なの?
- A.ご両家で人数のバランスは、同じくらいが適当ですが、どうしても一方の人数が多い場合でも、一般的には20%程度が目安です。
ただ、あまり人数にこだわらず呼びたいゲストを呼びたいだけというのも当然ありです。
ご予算やお支払いの関係などありますので、おふたりだけで決めず、ご両親とご相談されると良いでしょう。また会場の定員数やテーブル数などの条件もありますので不明な点は、担当プランナーにご確認ください。
- 招待状の文章がよくわかりません。
- A.基本的に文章は、親御様かご本人様、どちらからご招待するかによって内容を変える必要がございます。
一昔前は、ご両家の親名義で発送するのが一般的でしたが、最近ではご本人名義も多くなりました。
また連名として、親御様またはご本人様どちらかが主体となり、続いてどちらかのご挨拶文が記載される文章もございます。その他、入籍済用、海外挙式用など様々な文例が、会場に用意されている場合がほとんどです。立場や慣習など色々ありますので、ご両親とご相談される事をお勧め致します。おふたりのオリジナル文章も印刷可能ですが、いくつかご注意する点がございますので担当プランナーに相談した方が良いでしょう。
- フセンって何ですか?
- A.フセンとは、招待状に同封する追伸カードの事です。
種類としては、挙式、披露パーティ、記念撮影、スピーチ、余興、受付、乾杯、親族紹介、送迎バス案内など様々あり、それぞれ内容が違います。
どのゲストにどのフセンが必要なのかは、担当プランナーに確認しましょう。
スピーチ、乾杯、余興、受付などをお願いしたい方には、招待状を渡す前に直接またはお電話で依頼し、承認を得たうえで、フセンを同封し正式な依頼をしましょう。
- 封筒の差出人の名前と返信ハガキの宛先はどうしたらいいの?
- A.封筒の差出しのお名前は、招待状の主体名義です。
また返信ハガキの宛先は、どこで受け取りたいかによって住所や名義を変えても大丈夫です。ですが、招待状の〈Q招待状の文章がよくわかりません。〉でも書きましたが、立場や慣習など色々ありますので、ご両親とご相談されると良いでしょう。
- 宛名を書く場合、毛筆じゃないとダメ?
- A.宛名書きは、手書きをする場合と印刷(手書き風の書体)する場合があり、手書きの場合、自署と筆耕にお願いする場合がございます。自署の場合、毛筆や筆ペンを使われた方が良いでしょう。
最近では、時間がない方や、文字の体裁を気にされて印刷する方が増えていますが、ご来賓やご親族の方には、あまり快く思わない方もいらっしゃるかもしれませんので、できる限り手書き(自署や筆耕)された方が良いでしょう。
- 宛名を書くときに注意する事は?
- A.手渡しの方は、姓名のみ。
招待状は、ご自宅へ郵送するのが一般的ですので、会社名や役職名は必要ありません。ご親族やご友人などご夫婦での連名の場合、旦那様の姓名を書き、奥様のお名前のみを隣りに書き、それぞれ「様」を付けます。上司の方や目上の方の奥様の場合は「お名前」ではなく「令夫人」とします。お招きするご家族が3人までなら、それぞれ「姓名・様/名・様/名・様」とし4名以上の場合は、代表者の「姓名・様」を書き、その横に「ご家族様」と書きます。
同じ住所でも別世帯であれば、それぞれ招待状を用意しましょう。
- 発送時期の目安は?
- A.招待状の準備が、挙式の約3ヶ月前ですので、発送時期の目安としては挙式の2ヶ月前となります。
くれぐれも切手の貼り忘れ、値段などご確認ください。あくまで気持ちの問題ですが、お祝い事ですので、招待状を出す日や返信日の日付などを大安や友引といった、縁起の良い日にしたりもします。
- そもそも席次表ってなに?
- A.席次表とは、披露パーティに出席するゲスト自身が、どのテーブルに座るかを分かりやすくまとめたものです。
またその方の肩書きや役職などを記載して、おふたりとの間柄や名刺代わりとなるので、ゲスト同士のコミュニケーションツールとしても役立ちます。そして更にパーティの演出として、おふたりの写真やプロフィール、新居のご住所なども一緒に印刷される方が増えています。
- 席次表の準備や席の決め方って?
- A.返信ハガキが手元に届く、挙式の約1ヶ月前ぐらいから配席を考えていきましょう。
一般的にメインテーブル(新郎新婦席)に向かって左が新郎側、右が新婦側となります。どのゲストが、どの席に座るかは、色々な事情などがありたいへん気を使う作業ですので、担当プランナーに話を聞くのはもちろん、必ずご両親にも相談して、配席を決めていくのが良いでしょう。
- 肩書きとか、よく分からなくって・・・
- A.お名前はもちろん、ゲストの肩書きにも十分注意が必要です。
基本的には、おふたりから見た時の間柄です。またお勤め先やお仕事関係のゲストの場合「会社名、部署、役職」などを表記します。
人事異動などの時期を挟む場合、部署や役職など変更になる可能性がありますので、事前に確認できる場合は、確認しておいた方が良いでしょう。
肩書きで分からない事があれば、配席の決め方同様、担当プランナーやご両親に相談していただければと思います。
- 家族や子供の敬称はどうすればいいの?
- A.結婚式や披露パーティは、新郎新婦おふたりとそのご両家が、主催となってゲストをお招きし、おもてなしをするものです。なので、おふたりとご両親、ご兄弟姉妹には「様」を付けません。
また同居している兄弟の嫁、姉妹の婿、祖父母にも「様」を付けない場合があります。既に嫁いだ姉妹や、養子縁組みなどで名字が異なる兄弟姉妹には「様」を付けます。お子様の場合、小学生以下は「くん、ちゃん」で良いでしょう。
ものすごく簡単にいうと、ご自身と同じ屋根の下(もしくは同一敷地内)で生活している方は「様なし」です。(※ご自身が既に入籍済で、新居(新住所)で生活している場合でも、ご両親は「様なし」です。)ですが厳密なルールや考え方は、地域や会場によって異なりますので、担当プランナーにご確認ください。